JBossCOMPASS行ってきましたw

出かけにお仕事のお話をしてしまい出遅れてしまいましたがなんとか基調講演の途中から参加することができました。


今日聞いた内容をかいつまんで書いてみようと思う。


【基調講演1】不確実性の時代におけるSOA戦略
栗原潔さん


途中からの参加だったので急いで資料を見直していました><
SOAは柔軟性・俊敏性と堅牢性を両立させないといけない
そこで、SOA+ESB+BPMですよ。奥さん!
というお話でした。
※真面目なお話だったので表現は私オリジナルということで^^


気になったのは、最後あたりに出ていたコモディティテクノロジーの発展力学
というあたりですね。企業が独自システムを作って満足する時代はそろそろ終焉
これからは、標準化され安価な大量生産テクノロジーが時代をひっぱっていく
といったあたりですね。


【基調講演2】ビジネスを確信するオープンソースSOA
BrunoGeorges(同時通訳)


入場の時に配られたイヤホンを通じて同時通訳を聞きながらとなった


内容としては、JBossのSOAPlatformの説明で関連モジュールを
JBossのベースの上で組み替えながらSOAを実現することを説明された。


先月のJBoss教育コースのESBを受講していた私にとっては
知識的なおさらいとなった。


※後で侍の山本さんからお聞きしましたが、同時通訳者と後援者の間で綿密な打ち合わせを行って単語単語の訳のすりあわせをしていたとのこと。確かに通訳の方は、すらすらと技術的な仕様や、ツールのところでつまることなく説明されていました。一部聞き取りにくいのか止まることはありましたがw


S-1 JBossのパフォーマンス検証報告
SIOSの野宗さん 資料:id:bose999さん(印刷物には名前がw)


JBossEAPをアプリケーション構築基盤として使うには
十分な代物ですがという問いかけから始まった。


そこで、簡単なアプリケーションをJBossにデプロイして
クラスタリングした状態での検証を報告されました。


検証範囲としては、StickySession機能とセッションレプリケーション
設定した場合の機能・性能検証となっていました。


ハード構成は、
物理サーバー(PCデスクトップPen4 2.8GHz、メモリ1G)4台 vs (Core2Quad2.4GHz、メモリ5G上に)Xen仮想マシン4台
CPUとメモリは、一台あたりで同等にした状態です。
VMのヒープは512M


結果としては、
 ・StickySessionで物理サーバーでいくと
  可溶性に問題があるが安価に構築できる環境でも
  同時100ユーザーはいける
 ・1台のサーバー上のXenに切り替えたとしても
  同等の機能を発揮した
  若干よくなった感じ
 ・セッションレプリケーションは、機能検証として
  繋がっていたサーバーがダウンしても正常に稼動することを確認できた
といったところでした。


T-2 JBoss Clustering
JBossコミッター木村さんことid:nekopさん


JBoss内部でクラスタリングを実現する機能単位で
どういったものがあるのかというご説明でした。


JGroups、JBossCache、HAPartition・・・
うーーん、いろいろと構成要素があるんだと再認識させられました。


UDPマルチキャストによりクラスタリングしている同士を
自動認識させるところは、本当ににくい機能です><


でも、その分、意図しない動きをすることもあるので
インフラ的な設定には気をつけろ!ってことですね。


それとクラスタリングでセッションレプリケーション組む時は
単一サーバーで組む時のメモリ量をクラスタにするサーバーそれぞれに
同等のもの+アルファいれないといけないというのは
侍先生の講義でもお話に出ていたので覚えていました^^


JBossマイクロカーネルより上のモジュールは入れ替えられる
ということでjbosscacheも入れ替えられるが、スループットのグラフを見る限り
そのまま使えということでした。


クラスタリングを組んだデモとまだβ版だけどということで
mod_clusterのデモもされていました。


各種詳細な設定があるにしてもデフォルトでクラスタリング機能を持っている
allをコピーして使うことで完全自動コンフィグするのは気持ち悪いが
とても設定側にやさしいなと感じました。
※自重せずに一番前で受講しすみません。スミマセン。


T-3 パフォーマンスチューニング、マイグレーションの落としどころ
侍の山本さん、コンサルの安間さん


パフォーマンスチューニングについては、各レイアでのお勧め数値(これにしろってわけじゃないんだぜ)を
説明されました。


一番気になったのは、Webサービスmod_jkですね。
JBossなんだし、SOAJava同士であればEJBを使うべし
mod_jkはデフォで使えるが、ちゃんと設定するとよりよくなるよ
というお話です。


マイグレーションについては、時間がなかったところ
メイン会場のセッションがおしていることもあり
かいつまんで全部説明されました。


各種マイグレーションのお話があるが代表的な
WebLogicからJBossへのマイグレーションでの10カ条を説明されました。


それぞれのポイントでここに気をつけろというのが
サンプルのXMLとかで明示されてて
とても分かりやすかったです。
※自重せずに一番前で受講しすみません。スミマセン。


その後は、メイン会場にてBrunoさんとPeteさん、JBossエンジニアが語るのBOF
参加しました。
お2人の生の声が同時通訳を通して聞けてとても新鮮でした。

Peteさんのコーディングしてると止まらなそうな話方がなんとも
熱いエンジニア魂を感じましたw

※ギャビンって飛行機に乗る前にSeamのコーディングしてたんだぜ^^


各会場には人が多くいい席がとれるかと心配しておりましたが、
それぞれ良い席できけてとても有意義な時間を過ごせました。


RedHatJBoss関係者の皆様、有り難う御座いました。
また、こういった機会があれば参加したく思います。


追伸 @neverbirdさんの講演も聞きたかったのですが、
   山本さんの講演とかぶっていた為、聞けず残念でした><
   でも、資料が今後ダウンロードできるということなので
   参加したくても参加できなかった方は資料を見るだけでも
   いい情報収集になりますよ!
   ※お話されている中で資料にないページもあったので必ずダウンロードします