4週間のJBoss教育コース受講完了w

前にも書きましたが、4週間連続での教育コースも無事受講できました。
# 終った後で帰社した日の方が多かったのは内緒w


講師のyusukeさん、id:neverbirdさん本当にためになりました。有り難う御座いました。
内容自体は、それぞれコース用の教材がメインなのは当たり前なのですが、お2人のこれまでの経験をもとにした教材にない説明は、講義の内容ですらためになったのに、それ以上に価値がありました。


さてさて、少し振り返ってみようと思います。


10/16,17 JB453 JBoss ESB コース
 http://www.redhat.co.jp/training/jb/courses/jb453_jboss_esb/

JBoss Enterprise Service Bus (ESB) は、ビジネスコンポーネントやサービスを、自動化されたビジネスプロセスに統合するための Service-oriented Architecture (SOA) プラットフォームを提供します。このコースでは、レジストリ、トランスフォーメーション・サービス、ルーティング、Webサービス、ルール・サービス、サービス・オーケストレーションなどのJBoss ESB 4.2の多様なサービスをカバーします。
※ 日本語のコースですが、テキストは英語版を利用します。

 感想:
  もともとSOAを少しかじっていたこともあったので、説明される内容や特徴は入りやすかったのかなと思います。ただ、英語の教材だったということもあり、説明をよぉく聞いておかないと後で読み返す時に勘違いしてしまいそうだったので、それはもう集中して聞きましたよ。JBossが提供するSOA-Pの中核のミドルウェアで各サービスの中心ですから、これにあわせてjBPMとか周辺の知識をお勉強するとさらにいいのかなと感じました。
  ただ、JBossESB自体の設定項目が多くすべてを覚えるには、正直大変そうでした><
  実際の業務になったらリファレンスを見ながらになるとは思いますが、2日間『概要だけ』でもしっかり習得できれば、このコースを受講した意味があるのかなという印象です。
  ちなみに・・・JBoss初心者の私でもこのコースでJBossを動かせて少し感動していたのは内緒w


10/21〜25 JB161 JBoss / J2EE 基礎コース
 http://www.redhat.co.jp/training/jb/courses/jb161_jboss_and_ejb3_for_java_developers/

JBoss Application Serverを使ったEJB3Java EEプログラミング知識・技術を深めたい開発者向けのコースです。このコースでは、Java EE Web層とJBoss Application ServerでのEJB3開発についてご紹介します。Java サーブレットJSPJSFEJB3開発・展開(デプロイ)と、各プロセスを実施するのに必要なツールについて実習を行い、学習します。

 感想:
  JavaEEは、Webアプリケーションを開発している者としては、ある程度知っておかないといけない内容でエンジニア暦10年、Java暦5,6年でしかもEJBとかを昔教えていた自分が受けるのはどうだったのかと講義がはじまるまでは思っておりましたが、受講してその考えが甘かったことに気づかされました。
  確かに根本的なServletコンテナ、EJBコンテナあたりは、本当に復習程度でしたが、その上で動くものが変わりすぎていました><
  まずは、JSP2.0であったりJPAEJB3は聞いたことはありましたが、『俺、最近の事何も知らない・・・』本当に勉強になりました。
  このコースは、確かに入門的なところもありますが、JBossを使わなくてもWeb開発者になりたての方や少し知識はあるけど説明できるほどじゃない人は、ぜひ受けた方がいいのではと思いました。


10/30、31 JB336c JBoss Administration コース
 http://www.redhat.co.jp/training/jb/courses/jb336c_jboss_administration_without_jboss_on/

JBoss Enterprise Application Platform 管理者のためのコースです。
システム管理者や、構成管理・品質管理を行う方にJBoss Enterprise Application Platformや、デプロイされたアプリケーションの構成や管理について習熟していただきます。

 感想:
  やっぱJBoss教育コースと冠がついてるのでこれを受けないとねw
  JBoss初心者の私にはもってこいの内容でした。
  これだけにAPサーバーですから設定内容も多岐にわたっている訳で、そういうのがあるんだという知識をつけるためにも、JBoss管理者初心者の方は、ぜひ受けられてはいかがですか?
  id:nacodeさんも
   http://d.hatena.ne.jp/nacode/20081104/1225818112

GCの話しとかトラブルシューティングについてはJBoss以外でも参考になる内容で良かったです。勉強になりました。。。って、決して講師のyusukeさんに言わされた訳じゃないよ(ボソッ)

  の部分なんて本当にJBoss以外でも役にたちまくりですよ!奥さん
  流石、個人的に侍とか虚無僧とかつくられているだけあります^^


11/5〜7 JB170 JBoss: Seam Essentialsコース
 http://www.redhat.co.jp/training/jb/courses/jb170_jboss_seam_essentials/

JBoss Seamは、パワフルで新しいアプリケーションフレームワークです。
次世代のWeb2.0アプリケーション構築のため、Asynchronous JavaScript and XML (AJAX), JavaServer Faces (JSF), Enterprise Java Beans (EJB3), Java Portlets and Business Process Management (BPM)などを統合します。
Seam Essentialsコースは、JBoss Seam フレームワークの新機能や、既存機能と同様に、次のようなコア技術をカバーします。

 感想:
  Seamは以前から噂のカンバセーションコンテキストで興味ありありだったので、実は一番楽しみにしていたコースでした。
  もともとSeam自体が重厚なフレームワークということもあり、各章は少し短いものもありましたが、講師の方が重要といわれる部分については、みっちりと説明して頂けるし、手を動かすLabはハンパねぇ
  使うか使わないかは、案件にもよるかもしれませんが、Seam開発に入ることになった新人さんやフレームワークの知識を増やしたい方々にはとてもマッチした内容だと思います。
  しかも、JBossSeamの本まで出しているid:neverbirdさんが講師をされますので、実際に案件に入っている方でも受講してSeamについていろいろと相談してみるのもいいのかもしれませんね(あまり講義と関係ないこと宣伝すると起こられそうですが^^;)


とまぁこんな感じの4週間があっという間に過ぎてしまいました。
教育コースで日程も数日間ではありましたが、それぞれがもともと重厚内容なので、復習を兼ねてJBoss.orgで参照できるリファレンスや気になるところはソースを読んで復習しないとねw


久しぶりにこういった研修を受けたこともありますが、本当に有意義な時間を過ごさせて頂きました。受けさせてくれた会社にも、そして、私が業務から抜けることでサポートしてくれたメンバーの皆にも感謝ですね。
有り難う御座いました。


あとは、この習った内容を業務の合間や自分のお勉強時間で反芻して身につけないといけませんね^^
いつか業務で使うことになっても『えぇ〜^^;(汗』とならないようにさらに頑張りますよ。

# 一緒に受講した後輩に勉強会しない?と少し御願いモードで話しかけたのは内緒w